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韓流ドラマ「インス大妃」全60話完全視聴 今年4本目 [韓国ドラマを語る]

「オクニョ」、「華政」、「チュノ」に続き、韓国歴史ドラマの視聴は、今年4本目。
世祖が王権を強奪するところから、暴君・燕山君までの時代をチェ・シラ演じる
仁粋大妃を軸に物語が進む快作。
エンタメの要素を少なく、李氏朝鮮期でいかにして権力を握っていくのかー、
必ず策士がいるもので、ハン・ミョンフェの思考、助言、予見、覚悟なんかは
見応えがあった。
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嫌われた、(インス大妃の)息子の嫁、廃妃ユン氏をチョン・ヘビンが演じる。
徳無くして、嫉妬深い。側室に王様が情が移り、寵愛することを決して許さなかった。
実家に帰され、毒殺されるシーンは印象的だった。
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最後は、暴君として、語り継がれるユン氏の息子、燕山君の苦悩だ。
インス大妃との確執。
奸臣が王を操る。王妃となった元・妓生の張緑水。

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聖君、世宗(ハングルを作った王様)の後の時代は、混沌としていたことが分かる。
後に、女人天下の時代が来るが、
この時代もまた、それに似たインス大妃天下の時代だった。

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韓流時代劇「華政」全65話完全視聴 [韓国ドラマを語る]

韓国ドラマは、
これで、現代ドラマ(29本)と時代劇(46本)制覇。
「華政」は、宣祖王の娘(公主)の生涯、貞明公主を描いた歴史大作だった。
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王になりたかった男、異母兄の光海君に殺されかけた。
生き残った貞明公主は身分と性を偽り、倭国へ。
鉱山で働きながら、江戸へ向かう。江戸から、朝鮮に戻り、
母との奇跡の再会。

後に夫となるホン・ジュウォンは、初めから重要な役割を
担っていた。

光海君の時代は、国を裏切ることで、失墜する。
実際には、分からないが、ドラマでは、国を売ることで、
捕虜となった
朝鮮の民を救うことを選んだのだ。

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それを許さず、王座に就きたかった姻戚がいた。
奸臣がいた。
「仁祖反正」で王座に上り詰めた綾陽君が仁祖として即位。
ところが、仁祖は王の器ではなかった。


華政_仁祖.jpg 華政_仁祖2.jpg 

ドラマの最後は、仁祖の次男、
兄(世子)の無念の死を受け入れ「民の政治」を約束し、
孝宗として即位。

3つの時代を、倭国、別造庁の役割、清や明との関係、
サイドストーリーに、
友情やラブストーリーを織り交ぜ、
正義と不正、まさかの裏切り劇、
最高「権力」欲の怖さを描ききった。

現代に通ずる、政治の世界を見れば分かる。
国民のための政治か、自分が生き残るための政治か?
忠臣と奸臣に違いはあるのか?

見応えのある2015年の話題作だった。

「華政」とは何か?
最終話まで見ることで、その答えが分かる。

この最終話を見る直前に、貞明公主を演じたイ・ヨニさんが、
一般の男性と結婚
することが報じられた。
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MBS開局55周年記念「獄中花」 邦題:オクニョ ~運命の女 【全51話完全視聴】2016年 韓国 [韓国ドラマを語る]

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イ・ビョンフン監督 × 脚本:チェ・ワンギュ 

最強コンビが贈る壮大な歴史大河ドラマ☆
「大長今(宮廷女官チャングムの誓い)」以来の傑作が
誕生。

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いつもの、
イ・ビョンフン監督FAMILYも、まだまだ踏ん張り、
健在。
存在感を出していたね。


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新星、
チン・セヨンの愛らしい演技力。その美貌と可憐さ。

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素晴らしいのは、先の読めない(脚本)物語だった。
リアルとファンタジー。
作品のサイドストーリーは日本(NHK放送)ではカット
されているようだけど、
そこも押さえてるよね。
緊張感だけじゃなく、
「笑い」とか「遊び」をキャストに
与えるというのかな?、
こういのも絶妙で、
観ている側も、そこで一息つく感じになる。

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私が、先日、この作品が、
時代劇ドラマの巨匠イ・ビョンフン監督の遺作になる
だろうと
発言したのはね、
監督の過去の作品、
「トンイ」とか「チャングム」、
「ホ・ジュン」への
オマージュが幾つかあったから。

ということで、泣きに、泣きまくった最終話。
「恨み」を晴らした後のことを考えた最終話。
奇跡と悲劇の果てに、あったのは虚無感。
真の幸せとは何か?を問いかけながら、壮大な物語は幕を閉じた。

深夜3時に考えた、

己とは? 身分とは? 権力とは? 
お金とは? 恋(想い)とは? 

人生を賭けた戦いの果てに…あるものとは…。

合わせて見て欲しいのは、「女人天下」全150話。
私は、こちらを制覇しているので、余計に面白かったな。

コチラは、壮絶です。 

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韓流ドラマ界の大巨匠イ・ビョンフン監督×脚本チェ・ワンギュ 最新作「オクニョ」 [韓国ドラマを語る]

イ・ビョンフン監督作品「大長今(チャングムの誓い)」を見てから、
私は韓流ドラマ75本鑑賞している訳だから、彼の存在は大きいですね。
「トンイ」「サンド(商人)」「ソドンヨ」「馬医」
「ホ・ジュン~宮廷医官への道(2001年版)」を見てきて思うのは、安心感。
毒がない。試練は多くても、主役たる正義が必ず勝つ。
イ・ビョンフン監督にFANが多い理由や彼の作品に出演したい役者が多々いることには頷ける。
出世はできるけれども、現場は地獄だそうで、断る役者も多々いるそうだ。
私も、1度だけ、東京で開催された「イ・ビョンフンの世界コンサート」で、
生の監督を見てきた
ことがあります。
あのまんまでしたね!
話しは、逸れちゃったけれど、
今作、「オクニョ」、
まだ3話しか見ていないけれど、面白いね、流れがいい。
イ・ヒド、メン・サンフン、そして、チョン・グァンリョルと、イ・ビョンフンFamily健在だ。
中宗王の時代から明宗王の典獄署(牢獄)を扱った話だけど、時代はチャングムと同じ時期。
「女人天下」(全150話)を見た人には嬉しい、
チョン・ナンジョンやユ・ウォンニョンが中軸で登場する。
パク・チュミが、依然衰えぬ美貌で、悪役、ドラマに華を添えている。
これから、オクニョが、母の死の真相をどう暴いていくのか?
パク・テスとは何者か?
オクニョの本格的な成長を見守りながら、
典獄署という場所、いわゆる「刑務所」ではなく、
働く人と罪人とが交流ベースで描かれている点に注目しながら見ていきたい。https://okunyo.ponycanyon.co.jp/?fbclid=IwAR0uIVU79NG10V6e3muvwhZpfLybcGcPM8X01xqCMhA2JE64SqIYM5jrcj0


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故 キム・ジュヒョクさん 追悼 【 レコメンド「ホ・ジュン~伝説の心医」135話 完全制覇 】 [韓国ドラマを語る]

かつて、ポニーキャニオンさんが企画した、
韓流プロジェクト。
この「ホ・ジュン」を推薦した私のコメント入り広告が、
6年前に朝日新聞に掲載されたことがあります。

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2001年版「ホ・ジュン」は、
イ・ビョンフン監督が演出を手掛けました。
俳優として芽が出なかった、チョン・グァンリョルさんの出世作となり注目を集めました。

それから、時を経て、
2013年版は、「武神」の故 キム・ジュヒョクで、父は、初代「ホ・ジュン」(1975年)を
演じた故 キム・ムセンです。
親子が同じ作品で主役を演じる奇遇、運命。
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リメイクなので、2001年版と重なる場面が多いのですが、より繊細に描いている印象を持ちました。
1話当たり35分程度と見やすい時間設定。
信念を持ち、師匠を絶えず想い、「心医とは何か?」を常時、自問自答していきます。
勉学に励み、遂には「東医宝鑑」を完成させ、当時の医療に、貢献しました。
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今作も、何度も泣きました。笑いました。
人生の困難にぶつかっても、投げ出すことなく、
懸命に治療していく姿勢、決して権力に媚びることなく、
賄賂に溺れることなく、
御医から、大鑑へと出世した後は、故郷へ戻り、貧しい民への治療を通じ、
寄り添うことを選びます。
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賤民から、両班へ。
単なるサクセス・ストーリーとして見るのだけではなく、
なぜ、民や周りの人間から慕われ、時に嫉妬されたのか?考えて欲しい一作です。
死ぬまで、師の教えを貫き通した「心医」であったのです。
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韓流歴史大河ドラマ 「チョン・ドジョン」全50話完全制覇! [韓国ドラマを語る]

フィクションよりも、
ノンフィクションへのこだわり。
エンタメの要素を減らし、高麗が滅亡していく過程から、李氏朝鮮誕生という史実を描いた傑作。
チョン・ドジョンの存在なくして、李氏朝鮮の誕生はなく、
権力を持つことへの怖さと責任を知った。
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イ・ソンゲ役のユン・ドングン、
恫喝芝居かな、個人的には大好きな役者さん。
実の奥さんが、「女人天下」のチョン・イナ。
高句麗の武将を描いた「ヨン・ゲソムン」の印象が強いね。
今回、イ・ソンゲ役は、純粋さが垣間見えた。

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ベテランの存在感。抜群だ。
主役のチョン・ドジョンを演じたチェ・ジェヒョンは、
これまでにない、チョン・ドンジョン像を創り上げたといっていい。
韓国ドラマ「ケベク」では、ケベク将軍のカリスマ性に嫉妬するウィジャ王を演じ、
実は、百済最後の王を演じた人なんだよね。
その人が、時代を経て、高麗の時代の最後、大業という名の革命を起こし、李氏朝鮮という
新しい姓の時代を作った訳だ。
役者さんだけをこうして取り上げても面白いよね。
あと、アン・ジェモの悪役ぶり。どんな手段を講じてでも、血で染めてでも、
本当に王になりたかった太宗、靖安君、イ・バンウォンを魅せてくれたと思う。
現代社会にも通ずる、
私は職場と重ね合わせて見ていた。
政治、権力闘争、形勢逆転、先読み、裏切り、信念、成功、伏線、失敗、油断、、、
1話1話に様々なメッセージが込められていて、一気に50話見終えた。

どう見ても不利な状況下でドジョンが語った、
「政治の醍醐味は、形成逆転だ。」この台詞は、今の自分に響いたかな。
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現在進行形で視聴中の韓国ドラマは、
李氏朝鮮の中期の時代を描いた(光海君~仁祖)「華城」。
こちらは、9年前、「復活」(オム・テウン&ハン・ジミン共演)を見ていた時に、
これから売れると個人的に予想していた、イ・ヨニが主演。ズバリ!的中。
ドラマ自体は、韓国でも少し見たけど、こちらは、エンタメの要素が強いかな。

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「奇皇后」、完全制覇! [韓国ドラマを語る]

皆さんに、質問です。
ワンユ殿から、元の皇帝に心が完全に移ったのは、
何がキッカケだったのでしょうか?

抱かれる決意をしたのは本心だったのか?
政治的だったのか?私は、後者として見ていたせいか、
最終話で、心は皇帝にありとの台詞が疑問のまま。
私は、最後まで、ワンユを愛していたと思っていました。
ワンユから、心が離れたのであれば、そのあたりはどの
場面が象徴的なんでしょう?
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詳しくはコチラの34話見どころで解説しています。
https://navicon.jp/news/29089/


愛に関してヤンを演じたハ・ジウォンさんが興味深い意見をおっしゃっています。
2015年に行われたハ・ジウォンさんのファンミーティングで以下のような質問が出ました。
「Q:現時点で個人的にワン・ユ(高麗の皇帝、チュ・ジンモ扮)と
タファン(元の皇帝、チ・チャンウク扮)とどっちが好き?」

これに対する答えが、まさにヤンの心情を代弁したような答えでした。
長くなるので再現レポートで確認して下さい。【「奇皇后」質問コーナー】の2つ目の
質問です。

https://navicon.jp/news/27829/

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韓流ドラマ「奇皇后」 折り返し [韓国ドラマを語る]

元vs,高麗  
というよりは、元の王室を舞台にした「後宮ドラマ」として観た方が面白い。
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国を超えたラブストーリー、サスペンス、アクション。
権力の怖さと強さを見せつけられている。
韓流歴史ドラマは、創作と真実の境界線が曖昧なエンターティンメントで、
本作は、実在の人物を出しながら、ほぼほぼフィクション。
ペク・ジニ演じる皇后が怖い。父ヨンチョル丞相は、
チョン・グクファンは迫力あり過ぎでドラマの第二の主役のよ
うだ(「六龍が飛ぶ」
の大ベテラン、チェ・ヨン将軍役)。

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毎日のように見て、
現在、全51話の折り返しを過ぎた28話、「大いなる企て」まで見終えた。
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主役のハ・ジウォン、演技力が卓越していて圧倒される。
初めての韓国旅行の時に、ソウルのコンビニエンスストアで
ロケをしていたのが、このドラマの主役になるハ・ジウォン。
私は何も知らなかったが、
2006年、既に、スーパースターだった。
握手くらいしておけばよかったな。
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韓国ドラマ「六龍が飛ぶ」全50話制覇 [韓国ドラマを語る]

「謀事在人 成事在天」
(事を起こすのは人 成せるのかは天が決める)

「貴方のことを想うのは、
私から、去らない、そして死なないと思ったからよ。」
(これこそ、女心なんじゃないかな。自分も言われたいね。

ユ・アイン×(新星)シン・セギョン

高麗末期から、李氏朝鮮王朝開国、太宗即位の時代までを
描いたリアル&フィクションの快作。
度々出てくる殺陣、アクションシーンは韓流歴史ドラマ史上
に間違いなく残るであろう高いレベル。
見応え十分。

師匠として慕った儒学者、チョン・ドジョンと
芳遠(後の第3大国王太宗王)の対立が
後半の見どころ。

 

ヨニとイ・バンジ、李芳遠とプニの切ない恋愛ドラマ、

ムミョンという政治的秘密組織の存在が仕掛けてくる、

腐敗した高麗、
イ・ソンゲが開国を決意していく過程をじっくり見て欲しい。

ユ・チョンの歌う、
主題歌「君という時間が流れる」が、このドラマに寄添う。

https://www.youtube.com/watch?v=rUxbCUfAERE

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高麗建国期を描いた歴史フィクション「輝くか、狂うか」 [韓国ドラマを語る]

チャン・ヒョク×オ・ヨンソ
韓国歴史ドラマ「輝くか狂うか」

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王建が、興した国、高麗。
その皇子と渤海最後の王女のラブロマンスを盛り込みながら、
建国に功臣した勢力と皇室の権力争いを主軸に緊張感のあるドラマに仕上がっている。

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チャン・ヒョクとオ・ヨンソに話題が集中するが、ラマの黒幕役で、
存在感抜群のイ・ドクファの起用が見事。
これが嵌った。
「女人天下」「テ・ジョヨン」「千秋太后」をはじめ、
歴史ドラマには欠かせないベテラン俳優だ。
彼が、登場した瞬間、コレは外れないという確信を得た。
高麗の初期を描いた作品は、未見なので、楽しみ。

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