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ミュージカル「トッツィー」 @ 梅田芸術劇場 [演劇・ミュージカル鑑賞]

意味深で、とても素敵なコメディ。
話題の「LGBT」を絡めたいかにも米国の映画、ブロードウェイで公開されるミュージカル
だな、と思った。
今、日本で上演する意味も分かった。
ジュリー(愛希れいか)が愛した人。
マイケル&ドロシー(山﨑育三郎)の男女二刀流は神業としか言えない面白さ。
笑いながら、
考えさせられる舞台に仕上がっていた。
レズとかゲイ(同性愛)の部分だね。

ジュリー(女)は、ドロシー(女)に堕ちてしまった。
ジュリーは女性として、女性のドロシーとKissはしたけど、その後、愛を受け入れら
ないドロシー。
「愛」に不信感を抱くジュリー。
だって、本当はマイケル(男)なんだもん!(笑)
とはいえ、そんなこと言えない。
劇場中が笑いに包まれる。さてさて、この恋の行方。
どうなることか?

役者たるもの、仕事が欲しいのは当たり前。
友人を裏切ってでもだ。
オーディションは、個人闘争。
勝てない、負け犬のマイケル(男)こそ、本当の自分。
でも、ドロシー(女)に変身すれば勝てる。
評価される。儲かる。成功するじゃないか。ここで葛藤する。

皆を騙してまで、役を演じるべきか?
プロデューサーからの好待遇に己惚れていいものなのか?

その時、舞台上で、本当の自分をさらけ出してしまった。
すると、メディアが一斉に報じる。
この問いに皆は、どう答えるのだろうか?
どう報道すべきなのか?
「あり」派と「なし」派に割れるかな?
劇場で、皆さんも一緒に考えて欲しい。

そのほか、プロデューサー役のベテラン、キムラ緑子さんの味のある芝居は秀逸。
是非、注目して欲しいな。

明日は、同劇場、ドラマシティで、
明石家さんま師匠主演舞台「斑鳩の王子 -戯史 聖徳太子伝-」を観劇する。
DSCF7720.JPG DSCF7721.JPG

明日は、その後、新日本プロレス、大阪ビッグマッチ。
この12年、歴史を創って来た、
「オカダ・カズチカ vs 棚橋弘至」
「ウィル・オスプレイ」新日本プロレスラストマッチ(金網戦)。
Wヘッダーだ。

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