YOKOHAMA TO THE WORLD スターダム 全ての王座が移動!! スペシャルメガビッグマッチ in 横浜アリーナ 【 ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023 Powered by SoftBank NFT LAB [WWE&新日本&スターダム&東京女子&ディアナ他]
本戦、
第1試合から、観戦を開始した。
スーパーハイスピード タッグマッチ
駿河メイ(我闘雲舞)&AZM(Queen's Quest)
vs スターライト・キッド(大江戸隊)&星来芽依(星月芽依改め)
星月が、見事にAZMから流れ星で勝利。
いきなり波乱が起こる。
フワちゃん第2戦 タッグマッチ
フワちゃん&葉月(STARS)
vs 林下詩美&天咲光由(Queen's Quest)
フワちゃんが、プロレスデビューして、
今回は第2戦。ゲスト解説に有田哲平の姿がある。
天咲の気迫。
詩美の強さ。フワちゃんを圧倒。コーチのパートナー葉月もカットに入るなど、
アシストするが、詩美のジャーマンにカウント3を喫した。
葉月は、マイクを握り、「こんな努力する新人は初めて」だとフワちゃんを激励。
ひめか引退試合~ひめかFINAL~
ひめか(Donna del Mondo)vs 舞華(Donna del Mondo)
舞華が、粘るひめかを下した。
涙のみちのくドライバーは2発放った。1発目を意地で返したひめか。
トップロープコーナーから滞空時間の長い舞華の長いブレーンバスターも受けた。
ひめかに未練はないだろう。最後は、2人揃って花道を退場。2人にしかできない試合。
「舞ひめ」の愛称で親しまれたタッグは、
この日で終わった。
2人肩を組んで、リングを後にする。
ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合
《王者》高橋奈七永&優宇(7Upp)
vs《挑戦者》MIRAI&壮麗亜美(God's Eye《THE NEW ERAS》)
納得できなかった試合が、このゴッデス・オブ・タッグ王座戦。
試合自体は、圧倒的に7UPのペースで、強さを示した。
しかし、場外戦に持ち込んだ壮麗とMIRAIがリングインさせない作戦に出た。
巨漢の2人はリングに戻ることができず、まさかの王座移動が起こった。
タッグ戦線に新時代の幕が開けた。
アーティスト・オブ・スターダム選手権試合
《王者》世羅りさ&鈴季すず&柊くるみ(PROMINENCE)
vs《挑戦者》KAIRI&安納サオリ&なつぽい《REstart》
世界のKAIRI、海賊女王登場。
リスタートして、なつぽいと安納さおりを帯同して、
プロミネンスの持つアーティスト王座に挑戦。
安納の技名は分からないけれど、ジャパニーズレッグロックフォールの変形式で、
勝利。プロミネンス王座陥落。
ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
《王者》上谷沙弥(Queen's Quest)
vs《挑戦者》白川未奈(Club Venus)
広島PPVでのフェニックス失敗事故から因縁が続く2人。
王座防衛記録を続けてきた上谷が負けるだろうとは大方が予想していたのではないだろうか?
クラブビーナスのリーダーとなり、王座が必要な白川未奈。
上谷は次のステージへ。
上谷が広島でのPPV以降封印してきた、フェニックススプラッシュを綺麗に決めて
魅せたが、白川は、カウント2でキックアウト!
これで焦った上谷が、まさかのフォール負け。連続防衛記録は遂に途絶えた。
1年半以上白のベルトを守り続けた記録V15、白いベルトの防衛記録に関しては、
もう誰も抜けないだろう。
連続防衛記録では紫雷イオの第7代ワールド王座V15と並び、トニー・ストームが保持
するスターダム最多となる第2代SWA世界王座V15防衛を超える寸前までいったのは、
シンデレラストーリーじゃないか?
白川は気迫のビンタ連打から雪崩式インプラントDDT、グラマラス・ドライバー
MINAを決め、足4の字固めからフィギュア・フォー・ドライバーMINAで勝利。
上谷が白川にベルトを巻く光景に涙腺が緩んだ。
白川未奈が、ワンダー・オブ・スターダムスターダム王者として、時代を創る。
女子プロレス最強決定戦
朱里(God’s Eye)vs 橋本千紘(センダイガールズプロレスリング)
KOに拠り朱里が最強女子戦に勝利。仙台女子ガールを背負って来ただけに、
橋本も負けられないはずだった。
それを承知の上で、「まだまだやろうじゃないか」
という意味で、朱里のマイクは相手を立てる(橋本に恥をかかせない)。
器だよね。
今後も、仙女と戦う準備はできていますという意味だ。
ーセミファイナルー 世界が注目!
IWGP女子選手権試合
《王者》メルセデス・モネ (元WWE サーシャ・バンクス)
vs《挑戦者》岩谷麻優(STARS)
KAIRI(初代)→モネ(2代)→岩谷麻優(第3代IWGP女子王座)
スターダムのアイコンが世界のアイコンになった日。
モネメーカーは全て回避。1度はかわされたムーンサルとプレスを2度目は決め、
2段階式のドラゴンスープレックスホールドで、岩谷麻優は、強さ健在を誇示した。
元WWEのスーパースターで、PPVでもメインを務めた超大物、サーシャ・バンクス。
今は、自身をCEOとキャラクター付けているが、WWE時代は、The Bossだ。
この2人が交わる日が来るなんて思いもよらなかった。この横浜で実現。
モネの去就は不明であるものの、大の日本好きで、日本語を猛勉強中と聞いている。
私もサーシャ・バンクス時代にFANイベントで写真撮影をしてもらった大好きな
スーパースターだ。
このまま契約するか否かは置いておいて、いずれは、日本をサーキットする計画で
あると海外のrumorで読んだ。
この名古屋の地にもやって来るのか?
一緒にエントランスムーブをお願いした。
ー感動のメイン・イベントー
ワールド・オブ・スターダム選手権試合
《王者》ジュリア(Donna del Mondo)
vs《挑戦者》中野たむ(COSMIC ANGELS)
時が来た。
時計は、午後8:00分を過ぎたあたりか。
メイン・イベント。
現在進行形、最高峰のプロレス。
「この世界は本当にどうしようもないことばっかりで、
頑張っても報われないことが多くて、どうしても勝てないヤツがたくさんいて、
でも、そんな世界を、そんな世界にほんの少しだけ奇跡を起こせるのが、
プロレスだ!」 中野たむの絶叫が横浜アリーナに響く。
リング上には、リスタートの面々が並ぶ。
2022年末、朱里と激闘を制して、赤の王座を奪取したジュリア。
それから、鈴季すず、雪妃真矢との防衛戦を成功させて過去を清算させてきた。
未来に向けて、対峙するのは、日本武道館の髪切り戦で負けている、因縁の中野たむ。
試合開始5分も経たないうちに、ノーザンライトボムを炸裂させる秒殺を試みた。
場内が大きく盛り上がる。
場外では、長い花道を使い、中野たむが2度のバイオレットシューティングを打ち込む。
リングに上がれば、再び、ジュリアの2発目のノーザンライトボム!
これをカウント2.85でキックアウト。グロリアスドライバーもかわし、
たむのソバット、カウンターでのキック、場外へのダイブが決まる。
中野たむも掟破りのノーザンライトボムを炸裂させる。
どちらが勝ってもおかしくない予想不能の試合は、20分を超えるベストバウト。
ジュリアにブーイングが飛ぶ珍事も起きた異例の横浜アリーナ公演。
メインの公演責任枠は、中野たむがバイオレットスクリュードライバーを炸裂させ、
そのまま固めてカウント3。
見事な勝利だった。
ジュリアとの最高峰の戦いを演じ、中野たむ(愛知県安城市出身)が新王者に君臨。
そのまま、次の名古屋公演に凱旋する。
これが、最高峰だ!
これが、ジュリアだ!
そして、これが、中野たむだ!!
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